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ご挨拶

 

第46回日本エンドメトリオーシス学会学術集会長

 村上 節(滋賀医科大学産科学婦人科学講座)

 

エンドメトリオーシス、子宮内膜症。

それは、思春期から老年期まで、婦人科的にも産科的にも様々な影響を及ぼしては、女性の生活の質(Quality of life; QOL)を低下させる疾患。

そして、月経と密接に関連して、生殖年齢に好発することから、根治することが困難な、非常に厄介な疾患。

 

本学会はこの一つの疾患名を冠した比較的珍しい学会です。

 

残念ながら、現在に至るまで、本疾患の発生原因の明確な特定や確実な治療法は見出せてはいません。

しかしながら、多くの研究者や臨床医による多角的なアプローチから、基礎的にも臨床的にも着実に進歩を遂げていることは間違いありません。

子宮内膜症に関わっている本学会会員が、1年に1度顔を合わせ、本疾患に関する知見を持ち寄り、議論を深めて、女性の一生を幸せなものとするための活路を見いだすことが、本学術集会の使命と考えます。

 

第46回日本エンドメトリオーシス学会は2025年1月25-26日に滋賀県大津市の琵琶湖のほとりで開催させていただきます。

 

To empower our patients, we are going to hold the 46th Annual Meeting of the Japanese Society of Endometriosis on the shores of Lake Biwa.

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